CAT IN THE BOX

量子系トリックテイキング さぁ実験を始めよう 猫かわいい。黒猫の絵が素敵すぎる。 量子力学をテーマに綺麗に落とし込んでおり、見やすくわかりやすい。 観測を自由にさせるというのが面白い。 コンポーネントも素敵よね。 全てに無駄のない完璧なコンポーネント 研究ボードはカードを差し込める仕様になっており、トークンがずれないように入る。 この研究ボードがよくできている。 「黄色の3」と宣言したら、自分のトークンを黄色の3のところに置く。 そうすると、黄色の3はもう出たことになる。わかりやすい! プレイヤートークンは5種類あって、豪華。青色のフラスコが可愛い プレイヤーボードは何回勝つか予想するところ、まだ○色の猫いますよとわかるようになるところ。 どの色をだしたかなどわかりやすくできている。いいね。 色の観測、量子力学で観測は大事なテーマ カードはすべて黒色で数字が書かれている。同じ数字は5まい存在している。 青色、黄色、緑色の中から自分で好きに色を決めて良い。 「緑の3」と宣言したら、他の人は緑色の何かを出さなくてはいけない。 全員が緑を出したら、その中で一番数字が大きい人が勝ち、カードを受け取る。 もし出せないなら、緑色はないことになり、緑の場所のプレイヤートークンを取って☓が見えるようにする。 これが素晴らしい。「うっかり忘れた」ができないのがいいですね。 誰かが、「赤色の3」と初めて赤を観測することで、赤色が開放されます。 赤は最強で、青、黄色、緑に勝つことができる。 勝利予測が当たったらボーナス点。パラドックスを起こすとマイナス点 手札が残り1まいになるか、どのカードも出せなくなる(パラドックス)になるとラウンドが終了する。 パラドックスが起きてしまうと、直ちにゲームが終了してしまい、勝っていた山がマイナス点になってしまう。 また、勝利予測を成功させると、研究ボードによるボーナス点がもらえる。 ボーナス点は自分のトークンが繋がっている最大値が得点になる。 これを人数分行う。 2人で実験スタート。追加ルールがあるよ 追加ルール 10まい手札を配ったあと、残った5枚から3まいオープンして未使用のトークンを置く。 勝利予測は行わない。勝利回数が4回以下ならボーナスがもらえる。 カードは1から5まででとてもコンパクト。 順調な出だし、特にパラドックスも起こる印象はなく。淡々とプレイすることができた。 2人共に4勝し、ボーナスを獲得。一回戦目は8対9 2回戦目は相手に勝たせてしまおう作戦でやってみた。 相手6勝の自分2勝。作戦通りいったものの。自分のボーナスが伸びず、ともに6点。 結果14対15で勝利! 感想 2人だと淡々とプレイすることになり、盛り上がりにかけるものの、 2人でトリックテイキングができるのは嬉しい。 写真は相手がパラドックスを起こした場面。なかなかパラドックスが起きないものの、 起きると盛り上がるのでいいゲーム。 複数人で遊んでみたい作品でした。

July 24, 2022

リトルタウンビルダーズ

気楽にワーカープレイスメント!猫かわいい シンプルなワーカープレイスメント! 8歳からワカプレができるなんてすごい。 猫たちのご飯を用意したり、建物建てたり、資源を取りに行ったりと ワカプレ要素盛りだくさん! シンプルな盤面、トークンもかわいい 盤面には森、山、湖が周囲にある。 森からは、木・山からは、岩・湖からは魚が取れる。 それ以外は草原!猫を労働で働かせに行ったり、建物をたてたりしてリトルタウンを作っていこう。 手持ちの猫をすべて働かせたら1ラウンド終わり。 帰宅させてご飯(麦、魚)を食べさせよう!ご飯が足りないと−3点減点される。 猫が可愛そうだからしっかりとご飯は用意してあげよう。 4ラウンド終わったらゲーム終了。建物の点数などを足していき、点数が一番高い人が勝ち! アクション 手番のアクションは2種類ある。 労働と建築だ! 猫ちゃんを働かせよう! 労働 草原に猫を配置したら、周囲8マスの中にある地形マスやタイルがあったらその効果を受け取ることができる。 相手の建物タイルからも恩恵としてもらえることができる。 相手に1金払うことで効果を得られる。 これが楽しい。「毎度」といいながら使ってもらったり。「使わせてくれぃ」と言いながら使ったり。面白い 相手と一緒にゲームをしているなぁという感じがするのがとても良い。 建築 トークンを必要数用意して建築することができる。 建物タイルは畑が5つあり、それ以外はランダムに12こ用意する。 建物タイルがほんとにたくさんあるので何度でも遊べるのが良い。 なかなかクセのある建物も多いので初めてでは鳥マークの付いたタイルを使うのが良い。 自分黒、相手赤の二人で対戦するよ! 第2ラウンド。目標カードに麦を2個使えとあったので畑2つを山の上らへんに作る。 岩を使って酒場を作る。これで毎回3点をちょこちょこ取っていくように。 相手は楽園を作成。これ一つで魚、木、岩を生み出せる!強い! 黒は真ん中、赤は、端にと住み分けさせた。 第3ラウンド、完全に黒が真ん中を支配。赤が端を支配する形に。 お互い自分の支配地でご飯とか用意できるので、相手のは使わない形になってしまった。 真ん中の山をいかした建物をとりたいと思ったが、そんなに良い建物がなく、ゲームメイクを間違えてしまった。 取り敢えず物見櫓を作ろうとする。 最終結果。54対67で負け。 物見櫓は思った以上に得点が伸びず。最後に天守閣を建てたかったが、時間切れ。 やることなすこと中途半端だったなぁ。 目標カードも達成が難しく、得点が伸びなかったのも敗因の一つ。。 感想 さらっと終わるワーカープレイスメントでとても優秀。 インタラクションが強いのに、「やられたぁ」とはなりにくく、逆に「それ、つかわせてもらうね」となるのがいいよね。 小さい子ともやってみたいなぁ

June 12, 2022

CRYPTID クリプティッド"

クリプティッド 未確認動物を見つけよう クリプティッド(未確認動物)とは、目撃情報や噂などから存在が主張されていながら、実際には確認されていない動物を言う。 我々は、重要な手がかりを持っており、組み合わせることで特定することができる。 他の人を出し抜き、未確認動物の第一発見者になろう。 *適当に地図をつくっています。 未確認生物は唯一の1マスに生息している 舞台は北米、そこは水辺、山岳、森林、沼地、砂漠のどこか唯一の場所に生息している。 どんなクリプティッドがいるのだろう。 山岳にはイェティ(雪男)が、水辺にはシーザーペン卜(大蛇)なのであろうか。わくわくするね。 だったら森林にはツチノコ、砂漠にはチェパカブラ(ヤギの血を吸う者)沼地はムベンベとかかなぁと妄想しながらゲームするのが面白い。 2人から4人までゲームすることができ、54もの舞台となる地図が用意されている。 すべてがユニークでそれぞれに唯一の正解となるマスがあるのがすごい。 どうやったらこんなことができるのかしら。天才すぎる。 地図が出来上がったらそれぞれにキューブとディスク、文献が渡される(二人の時は2冊もらえる)。 文献ってワクワクするね。 まぁ「水辺にいる」とか「巨石の近くにいる」など、淡々と書かれている。 自分だけの情報を大事にし相手の情報を読み取る 読み取ったと思っていてもなかなか正解が見つからない。それがクリプティッド できることは質問と探索だ 質問 プレイヤーの一人と一つのマスを指定し、「ここにいる?」と質問することができる。 自分の文献の情報に当てはまらない(そのマスに居ることはない)なら、「いないよキューブ」を置く。 「いないよキューブ」を置かれたら、「ごめんなさいキューブ」を起きます。(間違った質問をしたら失礼なので、こちらも情報を教えるみたいです。) 居る可能性があるのなら、「いるよディスク」を置かなければいけない。 「いるよディスク」置くときちょっと恥ずかしいね。バレたーって気持ちになる。 探索 質問を繰り返し、正解のマスと思われるところがわかったら「探索」をすることができる。 自分のディスクを置き、「ここにいるぞ」と宣言しよう。 他の人もディスクを置いたら、ゲーム勝利! 違っていたら「違うよキューブ」を置かれる。残念。「ごめんなさいキューブ」でお返ししましょう。 *適当にディスクキューブ地図となっています。 このゲーム正直じゃないと成立しない。嘘ついちゃうとゲームが崩壊してしまう。 未確認生物が見つからなくなってしまう。 キューブやディスクを置くときには間違わないように注意。文献とにらめっこしよう 正解のマスがわかる時はすぐに分かる。不思議と「ここだぁ」とわかる。気持ちがいい。 しかし、わからない時は全くわからない。 自分の思い込みにより、泥沼にハマってしまう。 感想 正解のマスが見つかるたびに他に当てはまるところは無いのかな?と不思議に思ってしまう。 やってみると「なるほどここにはいないんだな」と気付く。 また、このマスのことは聞いてほしくないと思いながら「ここいますよね?」とすっとぼけて聞くのも面白い。 また、質問されて「居るよディスク」を置いてしまったとき取り敢えず探索すると意外とあってたりするから困ったら探索しても良い。 他にはない体験をぜひ体験してほしいボードゲームでした。

May 22, 2022

TRAJAN トラヤヌス

至高の元首トラヤヌス帝が統治するローマ帝国 トラヤヌスの世界観 フェルトさんの面白い、マンカラゲーム。 思っていた以上に軽いこのゲーム。とっつきにくいけどぜひやってほしい。 このトラヤヌスの世界観を知って、ちょっとゲームが楽しくなれるような考察をしていくよ まずはプレイヤーは何者なのか。 トラヤヌスのアクションを見てみると答えがでてくる。 元老院アクション 〜元老院とは王の助言機関、外交や財政など決定権を掌握している偉い人。そんな偉い人に挨拶しに行くよ。〜 元老院トラックを一つ進めることで勝利点を得る。 元老院の影響力は直接元老院に挨拶することと、軍事アクションやフォルムアクションでもらえる元老院タイルで上げることができる。 絵影響力が高いプレイヤーは執政官になれる。 執政官とはローマの長であり、ローマで一番偉い人。(任期は1年間なので、4半期ごとに変わるのは謎) ということは、プレイヤーは執政官になれる存在。この時代では貴族にあたるのではないだろうか。 トラヤヌスアクション トラヤヌスはタギアとパルティアで功績をあげ、ローマ史上最大の領土を広げた。 その功績を認められて、記念柱や凱旋門を設置した。 凱旋門とは軍事的勝利を讃え、凱旋式を行うために作られたもんであり、凱旋門にはレリーフが設けられる。 この凱旋門がトラヤヌス門であろう。 このゲームではトラヤヌス門がぐるぐる回っているが、トラヤヌスの人気や名声は抜群で、各地に凱旋門を設置しているのでそれを表しているように感じる。 トラヤヌスタイルは凱旋門にあるレリーフなのでは?トラヤヌスタイルの達成はその恩恵を感じる。 海港アクション ローマ時代でも外交は盛んに行われており、オスティア港はトラヤヌスが拡張をしている。 オスティア港は六角形となっており、マンカラを表しているようだ。 穀物や陶器、ガラスや大理石など運ばれていた。 軍事アクション 執政官になると戦時中、軍団を組織する最高指揮官として軍務を掌握できた。(インペリウム) 最大領土を広げているトラヤヌス帝の時代、軍団長を属州内に移動させることで市民の欲求や、追加アクション権、 元老院への影響力などがもらえます。 属州内を移動させることで、その影響力を誇示し上記の恩恵を得られるのだろう。 また、軍団兵を送ることで支配下に起き、得点を得ることができる。他者の軍団兵のところにも送れるのがおもしろいと感じる。 一緒に支配しているイメージなのかな。 フォルムアクション フォルムとはローマの公共広場のことを言う。オープンスペースで、とても広く四方には元老院や、浴場、神殿などがあった。 フォルムではタイルを取ることができるが、ここでのタイルが軍事アクションでもあったように、 市民の欲求に答えるものや、元老院の影響を上げるものがある。 フォルムの中心は商店で、色んな人がここに集まっていた。 市民の欲求 市民の欲求は、4半期に1度3つ欲求してくる。欲求に答えられないと原点をくらう。 欲求とは、「食料、娯楽、宗教」の3つだ。 食料は小麦で作られたパンである。パンはワインに浸けられて、オリーブやチーズやラッカー、 ブドウとともに食べられることもあった。 娯楽は音楽家だったり、軽業師や詩人などがいた。また、コロッセオや浴場などがあり、娯楽はたくさんあるように感じる。 この時代の宗教は多神教であった。日本と同じようにいろんな国の神を祀っている。 これらは上記の軍事アクションやフォルムアクションで満たされるのに納得がいく。 軍事で食料の確保や音楽家などの勧誘、多神教としての宗教を満たす。 フォルムでは、たくさんの人々との交流を得られるのでその欲求を満たせるのではないだろうか。 建築アクション 最後に建築アクション、追加アクションと終了時の得点追加要素。この追加得点がまぁでかい。 執政官は平時には内政の最高責任者として政務をとっていた。 ローマ時代の建築ってすごい綺麗。天然コンクリートを用いた壮大で豊かな建築は見るものを圧倒する。 窓や階段、タイルなどそれぞれの建築物による追加アクションは違う。 階段ではフォルムアクション、タイルではトラヤヌスアクションなど、追加アクションをもらえるのは面白い。 扉を作るついでに元老院に挨拶したり、海港の近くに噴水作ってついでに貿易もしていたりしたのかなと 想像すると面白い。 建築するには、前回おいた職人の縦か横に続くように置かないといけないルールがあり、テリトリーを増やしていたのかなと感じる。 独占すると強いが、そのためには自分のテリトリーを増やす、伸ばす、必要があるのは面白いと感じた。 ###フェルトのゲームシステム マンカラ ギミック重視のフェルトさんが今回選んだのはマンカラ。 一つの皿から選んで、1個ずつおいていき最後の皿のアクションをする。 その時、色が一致していたらボーナスが入るよというギミック。 すごい、すごすぎる。。 単純なようで悩ましいこのギミック。 やってみたらわかるが、ものすごい軽い。軽いのに悩ましく、ついつい長考してしまう。 マンカラ楽しい! ラウンド終了時の処理 マンカラで使ったコマの総数タイムマーカーを動かす。これが、まぁススムススム。 気づいたらすぐに一周まわってしまう。 タイムマーカーの処理をついつい忘れてしまうので注意が必要。...

May 5, 2022

DOMINION ドミニオン

君には野心がある。王国をもっと大きく、もっと素敵にしたい。 デッキ構築といえばドミニオン! カードゲームはレアカードを求めて、複数購入したり、高額で取引したりと 大変なイメージがある。 それはそれでいいのだろうが、お金がかかってしまうし、準備に時間がかかる。 ドミニオンは最初から必要なカードが揃っており、自分でデッキを作っていく楽しさがある。 30分で終わるので我が家では3回勝負を採用しているが、これがいい。 第一ラウンドではうまく行かなかったから次はこれを試したい。 など戦略を練る楽しさが生まれる。それがドミニオン ドミニオン基本セット! 最初に屋敷3枚、銅貨7枚を持ってスタートする。 銅貨や銀貨、金貨はカード購入することができる 屋敷や公領、属州は勝利点だが、ゲーム終了時まで効果がない。 得点はほしいが、たくさんあるとデッキを圧迫してしまいう。 そこが悩ましい 最後に王国カード。ドミニオンがドミニオンたる所以のもの。コンボが楽しい。 これが全体図のサプライ、カードの他には廃棄置き場マット。 王国カードの組み合わせは説明書に書いてあり、どれも楽しく遊べるが、 我が家では、ランドマイザーを採用し、その時の出会いを楽しみにしている。 サプライができたらじっくり王国カードを見る。見ることで戦略を考え、指針を決める。 指針を決めて、レッツ!ドミニオン。今回は村鍛冶コンボ 村でアクション数を増やし、鍛冶屋でカードを3枚引く。 これが永遠と続くのが、村鍛冶コンボ。とても気持ち良い。 しかし、発生してしまうのが、妖怪1足りない。属州を勝つための1金が足りないのよ。。。 コンボが上手く決まらず、1回戦は負け。 属州が全部なくなったり、3つの山札がなくなったりしたらゲームが終わる。 終わったあとに自分のデッキを広げるのが好み。 1回戦は村鍛冶に、役人と山賊が幅を広げる王国となった。 自分のターンになったら。山札から5枚引く。2つのフェイズを行う。 アクションフェイズではアクションカードを出してカード効果を処理する。 先程の村鍛冶コンボのようにアクションが決まるのが楽しい。 購入フェイズでは財宝カードを使ってカードを購入する。 山札、手札、捨て札など自分の場を整理して出そう。 2回戦は改築金貨コンボ。手早く属州を狙っていくぞ。 と、思ったが、相手が山賊をぶつけてきたので。 作戦変更、職人を使って公領を買いまくる戦法にシフトチェンジ。 3山切れでゲームを終わらせる。 職人と改築で王国のアップデートを図り、衛兵一人だけでたくさんの村を仕切る。そんな王国。 この戦法がまぁまぁよかったのでラストの3回戦目では、市場を入れて一気に3山切れを目指す。 職人と改築さらに市場で賑わいを見せる王国。それを見守る衛兵。相手に属州を買われて終わったが 3回戦をやって99対94で勝ち! 久しぶりにやったドミニオンやっぱりおもしろい!

April 13, 2022